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<GA 小林> 僕が気になったおもしろい話しです。 それは、農薬会社と農業の話し。 これまで農薬会社は農薬をたくさん売ることが儲けにつながっていました。当然といえば当然、つくったものは多く売れた方がいいに決まっています。 で、どんどん売っていったので、害虫はいなくなったけれど国中の土地が農薬漬けになってしまいました。 農薬を使う目的は何だろう? 害虫を殺すこと。 そこで農薬会社は、害虫を殺すというサービス業に・・・移行してみました。 農薬販売会社から・・・害虫駆除を行なうサービス会社へ。 すると、どうなるか? 儲けを出す目的は害虫を殺すことなので、農薬を大量に使うことより、いかに少ない農薬で殺した方が得なのかを考えるようになります。農薬の使用量を減らせば減らすほど儲けが出るという仕組みです。 結果として農薬量が減ってくる。 この話しは、ものを売るのではなく、サービスを売るのだという話しです。考え方を変えると、発想が逆になる。(初めて読んだのは・・・「倉阪秀史著・環境を守るほど経済は発展する」という本) ダスキンという会社の話しはさらに進んでいるのかもしれません。 家庭のホコリを取ることをサービスとして請け負っています。レンタル商品です。ホコリが取れなかったら、誰もダスキンのレンタルを受けないでしょう。 ダスキンのモップは回収しています。再利用し再びレンタルしています。 モップは長持ちさせないと擦り切れてしまって損だから、長持ちするように品質の改良を行ったりし、モップの生地に至るまで再利用効果を高めています。 薬剤はホコリが取れる程度以上に、余分にたっぷり使うと損です。ミニマムの使用量で考えるようになります。 モップの寿命がきたときはまとめて管理して処理できる。これがレンタル品ではない一般のモップなら、地方自治体にモップゴミが分散されるだけです。 サービスを売るという考え方をまとめてみます。 1) 長持ちする工夫が生まれる。 2) 繰り返して使用する仕組みができる。 3) 薬剤は少ない方が有利である。 4) レンタルにするとゴミの資源回収が効率的。 ものを売る(従来の)考え方は以下のようでした。 1) 多く使われた方がいい。 2) リサイクルは面倒だ。 3) ゴミは分散する。 # 低炭素住宅という言葉。 初めて聞いたときは奇妙な名前だなぁ、という感じでしたが・・・れっきとしたCO2削減住宅のこと。 先週、「低炭素社会に向けた12の方策」というレポートを読んでみました。(「2050日本低炭素社会」シナリオチーム作成) 驚いたのは中に「トップランナー機器をレンタルする暮らし」という項目があったことです。 将来の住宅イメージは・・・ 1) 住宅の冷暖房機や湯沸かし機はレンタル形式になっている。 2) かかる電力やガス料金はレンタル会社が負担する。 3) このためレンタル会社は機器修理、部品交換、高効率機器への更新などを通じてエネルギー削減に努めようとした方が得である。 4) 使用済み機器はレンタル会社に集中するためゴミ資源の回収が効率的にでき、再資源化が進む。 CO2削減を考えるという、サービスのあり方を再考した社会です。(サービサイジング) 機器(材料)を売るのではなく、機器(材料)を通してサービスを提供する社会。確かに低炭素住宅とはトップランナー機器をレンタルする暮らしなのかもしれません。 余談;ダスキン・・・ダストクロス(dust cloth)と雑巾(ぞうきん)との造語だそうです。で、ダスキン。(ウィキペディアより) 当事務所のホームページは以下です。 http://www2u.biglobe.ne.jp/~g-a/ |
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