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zoom RSS 浴室、カビ防止の間取りはこうする

<<   作成日時 : 2017/01/30 00:00   >>

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 浴室の湿気防止対策は、「孤立しない間取り」と「見栄えのするインテリア」だ・・・、という話し。

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 今回のリフォーム、元の家の間取りです。
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 どのようにリフォームをしたか。
 まずは途中案。
 一般的にaとbに扉を設けると思います。(普通に考えるとこうなる。)
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 が、そうしないことがミソです。
 完成案・・・aは引き戸。
 bは位置を変えて、引き戸。
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 何にこだわったのか、というと・・・
 浴室の湿気を速く取るために、開けておくことができる間取り。

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 いつも考えていることを行いました。

 ・1) まずTOTOのユニットバス、カラリ床を選ぶことが重要です。(床の水はけがいい・TOTOの特許)
     床の水分を速く除去。

 ・2) 浴室の換気扇を20分くらい回した後、浴室ドアは開け放してもらう。
    
 ・3) 洗面所のドアaを引き戸にし、こちらも普段は開け放してもらう。

 浴室の湿気を食堂側に拡散する、ことが目的です。
 関東では冬、わざわざ加湿機を回している家もあるくらいですから、浴室の湿気は暖かい部屋に対して開放するのが効果的だと考えています。

 途中案のように、もし寒い部屋の方に湿気を広げるとどうなるか。 
 寒い部屋では相対的に湿度が高くなるので、結露しやすくなる。これを避けるために、暖かい部屋に対して湿気を拡散させる。
 ここがポイントです。

 浴室に窓があるから大丈夫、だという意見がありますが、実際にやってみると、窓換気より室内開放の方が効果が高いと思います。(窓は換気のために開けなくてもよいくらいです。)

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 ドアを開放するためには「開けておいても洗面所のインテリアが格好いい」、というデザインが必要です。
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 上はリフォームをしなかった玄関からの写真。
 リフォームをしたところと、しなかったところがはっきり分かります。(床仕上げが違う。)
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 洗面所に近づくとこのような感じ。右に食堂が見えています。
 下はユニットバスと洗面所。普段はこのようにいつも開け放って使用します。
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 この場合、洗面所のデザインが重要。人工大理石カウンターの洗面台、正面は枠付き(染色塗装)のカガミです。

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 ポイントは・・・
 ・ 間取りの立て方。
 ・ 引き戸を使う。
 ・ 暖かい部屋につなげる。
 ・ 孤立させない。
 ・ デザインを考える。

 ここで追加記事
 寒いから、浴室に暖房乾燥機を入れる設計手法があります。
 浴室が寒くなるのは、開け放していないからです。
 途中案のように洗面所や浴室を孤立させるからだと言えます。孤立すれば当然寒くなります。
 
 間取りの立て方をちょっと工夫するだけ。
 浴室暖房乾燥機は必要なくなり、その工事費も、ランニングコストも不要。
 (浴室暖房乾燥機は機器だけで定価13万円以上する商品です。)

 一般的な浴室・防カビ対策とやや異なることを書きました。
 戸惑う人もいるかもしれません。
 普通は窓を開けるとか、換気扇を回す・・・と書いてあるからです。
 が、上記の方法は私の設計監理経験190軒の住宅で、得た知恵なんです。


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