グループアプローチ設計事務所

アクセスカウンタ

zoom RSS 住宅建設費、旅行会社へのような支払い方はしない

<<   作成日時 : 2017/03/29 18:00   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

 てるみくらぶという旅行会社が倒産したのだそうです。
 代金を支払っていたのにもかかわらず、3万人以上の人が旅行に行けなくなった。

 旅行だから、あきらめもつくけれど・・・これが住宅建設の支払いだったら、人生を立て直せないくらいの話しになります。

 建設費の「先払い」はきわめて危険だという話し。

 #

 建設費用の支払い方をネット上で検索してみました。
 次のように書いてあるホームページがありました。

 工事費の支払いは、出来高に応じて支払う考え方が一般的です。
 しかし、分けて支払い条件を設定すると、手続きが煩雑になるので、一般的には次のように、出来高に応じて支払っていきます。
 工事着手時1/3、
 中間(上棟)時1/3、
 完成引渡時、残金支払が一般的です。
 

 ううむ、これはよくある支払い方ですが・・・通りいっぺんだと思います。私としては正しいと思えません。

 これだと工事費3千万円の場合、工事着手時に1/3、つまり1千万円を支払うことになります。
 「出来高に応じて支払う」と書いてあるのに、まったくそうなっていません。
 1千万円を支払った翌日、建設会社が倒産したら・・・、建て主はアウト。
 工事はまったく進んでいないのに、1千万円を失う可能性があります。

 建設工事費用の支払い方は・・・旅行代金の比ではないので大トラブルになるのです。

 #

 最近、当事務所では「工事出来高」の80%を毎月末に計算をし、10日以内に支払う・・・という契約にしています。
 この条件で折り合わなかった建設業者はいません。
 毎月締めにするので支払い方は複雑になります。が、複雑になってもよいと思います。
 建設費は額が大きい、それくらいの慎重さは必要です。

 あとは、着手金をいくらにするかという問題。
 着手金0円がいちばん多いのですが、着手金はMAX100万円くらいではないかと思います。
 100万円なら、万が一その費用を失っても、人生の立て直しはきくと思います。

 #

 信用力の高い住宅メーカーでの「先払い」はどうでしょうか。
 多くの住宅メーカーは、上記の旅行会社のように、「先払い」を求めてきます。
 「先払い」は避けたいところですが、工事契約は双方が合意できないと成立できません。
 大住宅メーカーに依頼する場合、メーカーの信用力に建て主が乗り、「先払い」にならざるを得ないと思います。

 #

 信用力の低い中小建設会社ならばどうでしょうか。
 私なら「先払い」はしません。
 そのために契約破談になるのなら、破談になってもよいと考えています。
 建て主の「先払い」不安に理解を示さない建設会社は、そもそも体質が怪しい、と疑ってかかってもよい、と考えています。

 現に私たちの場合、その方針でこれまで進めてきて、破談になった例はありません。

 #

 工事費用の「先払い」をされるかたは、これまでのblogを参照して下さい。
 (自分が「先払い」になっていることすら知らない建て主もいます。その無頓着さは重大な結末を生みます。)
      ・建設費用の支払い方(全3回)
      ・出来形払いについて
      ・信用力はどちらが高いのか
   
      ・工事契約書は準備した側に有利、という話し

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
住宅建設費、旅行会社へのような支払い方はしない グループアプローチ設計事務所/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる