想定外の夫婦寝室ーーーーーーー2006-01-17(火曜)曇り

 10年前に完成した家にしばらくぶりで行きました。上のお嬢さんは二十歳になっていました。(ということは当時10歳だった。あたり前だけれど。)

 1階の、予備室(8畳の和室)は現在寝室として使っているのだそうです。お母さんと、二十歳の長女と、10歳の次女、その三人が3本川になって寝ている。
 お父さんは2階のれっきとした夫婦の寝室に、設計図通り(しかし一人で)寝ているとのことです。まるで想定外。
 あらあら随分違うじゃありませんか。思わずそういってしまいました。

 こういう想定外の寝室は・・・案外多いと思います。
 設計の時は、(世間の常識通り)夫婦の寝室を設計するのです。そして、子ども達は子ども部屋で眠ると考えています。
 しかし、お父さんは仕事で遅いとか・・・、酒を飲んで臭いとか・・・、いびきがひどいとか・・・歯軋りがひどい・・・などとか、事情がいっぱいあって、とうとう一人で寝はじめることになります。予備室の和室とか、書斎で。。。一人で。
 結局、お母さんは子ども達と寝ています。

 4人家族が、全員(居間で)4本川になって寝ているという家もあります。れっきとした夫婦の寝室があるのですが・・・。
 若いうちから、夫婦が各々別室で眠っている家もあります。特に高齢になると大部分といってもいいくらい、夫婦は別室で眠っています。

 住宅を設計するとき、外国から導入された4LDKや5LDKの考え方は今や支配的です。夫婦の寝室・・・子ども室・・・居間・・・食堂・・・台所・・・と考えていきます。設計をするとき、夫婦は一緒に眠らなくてはいけないと刷り込まれているのかも知れません。
 また、夫婦が別々に眠っているとは設計者や営業マンに(少し恥ずかしくて?)言えないのかも知れません。

 ところが、家族の眠り方の実態は全然違っている、と僕は思います。そういう(正しい?眠り方をしている)家は(データーがあるわけではありませんが)、意外に少ないような気がするのです。
 
 それならそれで、今度の家ではそういう(日本人的な?)眠り方をするのかもしれないと・・・少し想定しておくほうが具合がいいかもしれません。

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