住宅にはそのうち格付けがつくようになるだろうーーーーーーーー2007-12-04(火曜)晴れ
<GA 小林>
建築物の環境性能を格付けするCASBEE(キャスビー)。新たに「戸建版」が出たので先週はそのことを考えていました。
格付けは「S」が最高ランクです。そのあとに「A」→「B+」→「B-」→と続き、「C」が最低ランク。
「Sランク」を取るのには・・・どうすればいいのか、重み係数を逆引きにして考えてみたのです。
結果はなるほどと思えました。もっとも重要視されているのは・・・
① 町並みについてです。近隣との調和、地域景観への配慮が高いと、高得点になります。
どうやら楳図かずおさんの家(注・1)なら、この部分は最低点となります。
次が・・・
② 断熱・気密の確保。
その次が・・
③ 構造躯体における廃棄物抑制に役立つ材料の採用。
以下、次第に重み係数が低くなってきます。
④ 暖房計画。
⑤-1 地域の安心・安全。
⑤-2 地域にある資源活用と住文化の継承。
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これが50項目以上並んでいて、住宅を採点していくのです。
「あなたの家はCASBEE格付けはいくつ?」
「我が家は・・・Aランク」
そういう時代がくるのかなぁ。
現在、公官庁が建設する建築物ではこのCASBEEが採用され始めていて
「わが町の庁舎は『Sランク(最高格付け)』です」
などと会話されています。
住宅もいずれそうなるのかも知れません。
・・・というのは、自民党の「200年住宅構想」は本格的に動き出してきて、国交省では予算を計上した(計上する?)らしいのです。
200年住宅だと登記の登録免許税を1/2、最初の固定資産税3年間を1/4にする方針・・・。政府・与党が先日発表しました(2008年度創設予定)。
200年住宅構想では中古住宅市場がかなり重要視されています。200年も建ちつづけているので、中古物件売買市場を考慮せざるを得ない。
そのとき地球に優しいCASBEE「Sランク住宅」は威力を発揮するのかも知れません。
町並みの美しい環境や、緑の多い地域に建つ家ほど格付けは高く、その家はしかも省エネルギー住宅であることがランクを見るだけで、分かるということになります。
注・1 楳図かずおさんの家(2007-08-10 blog)
http://ga.at.webry.info/200708/article_3.html
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