低温式床暖房でじんわりポカポカ・I邸現場報告⑨ーーーーーーーー2007-01-28(月曜)曇り

<GA 今野>


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先週末は、現場で床暖房の施工が行われました。
今回採用したのは低温式の床暖房「床暖パオ」。
世間一般的に使われている東京ガスの床暖房パネルとは異なり、断熱材のパネルを敷設した後に、継ぎ目のない架橋ポリエチレンパイプで配管する工法です。

何が具体的に違うかというと、パイプの径が大きい為低温でも問題なく運転できるという事。
これは、無垢の床材を利用した時にソリ等の暴れが起きづらい事を意味しています。
木材がさらされた事のない環境の温度(普通の床暖房は70度前後)まで熱せられると、どうしても問題が起きます。
その温度を出来るだけ上げずに(40~50度)くらいで快適に床暖房を運転できないかということから開発された商品です。

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一般の床暖房パネルのパイプ径が7mmなのに対し、利用したシステムでは10mm以上。
たったの3mmの差なんですけど、断面積を計算すると。
3.5×3.5×π(3.14・・・)=12.25π
5×5×π(3.14・・・)=25π
と、この3mmの差が2倍の流量の差になるのです。

つまり、流量の少ない床暖房では、熱いお湯を回さないと熱容量が足りなく、快適に温まらないのです。
また、回路の終わりのほうでは湯が冷たくなりすぎてしまう。
逆に流量が多いと、熱を多く蓄える事が出来るので、極端に熱くしなくても充分に運転可能という事になります。

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ただし、低温式の床暖房は立ち上がりが一般の床暖房に比べ少し遅いのと、足の裏がポカポカの床暖房とは異なり、じんわりとあったかいという感覚です。
ですが、輻射熱効果を高める為の工夫もあり、真冬にTシャツで過ごしたいという方には向きませんが、無垢の床材を利用する方にとってはお勧めの工法だと思っています。
(ただし、それでも無垢の床材は空いたりソリます。)



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床暖房工事と平行して外部の左官下地工事が始まりました。
ラスモルⅡという工法で、ガラスメッシュを伏せこんでクラックの入りづらいようにしています。
徐々に完成形に近づいてきました。

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