外断熱工法の考え方
<GA 小林>
今日は朝から、外断熱工法に特化した住宅メーカー・イザットハウスさんへ。。。
Oさんとカタログ制作にあたり、コンセプトの明確化。一日中詰めての作業でした。
断熱性能におけるQ値や、気密性能C値は・・・これまでの躯体内断熱であろうと、外断熱であろうと、完成する住宅の性能は理論的に同じです。
ところが、「躯体内断熱」より「外断熱」の方が、施工がやりやすいという利点は・・・確かだと思います。
外断熱工法の方が、確実に施工できる。
★ 外側から断熱材を張るので、隙間なく包み込むことができる。
★ 熱橋ができにくい。
★ 気密シートも外側から張り付けるので、隙間がでにくい。
これらは外断熱工法の特長だと思います。
その結果、どのような「こと」が生まれているのか・・・今日は一日中、(頭の中を)整理していました。
1) 夏は涼しい、冬は暖かい、冷暖房がうまくいく。
2) 家の中の温度差がなくなる。ヒートショック防止、トイレが寒くて脳卒中になるという事例が減る。
3) 断熱性能が高いので、省エネ度が高い。光熱費も減る。
4) 骨格内の結露がなくなるので、躯体の腐食がなくなる。・・・耐久性が高まる。200年住宅に近づく。
5) 結露がないので、カビ、ダニが減少する。・・・アトピー?防止 アレルギー?防止・・・ 健康にいい。
6) 気密が高いと、隙間がないので換気がうまくいく。(後述*1参照)
7) 換気がうまくいくから、きれいな空気が行き渡る。
8) 換気がうまくいくから、シックハウス対策が生きる。
9) 換気がうまくいくから、ペット臭も抑えやすい。
そして
10) 高気密高断熱は、オープンプランニングがやりやすい。
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夜は、別の会合に出席。
I さんが言っていました。
昔、皆が欲しかったものは・・・「車」、「家」、「家電」、だったそうです。
それが、最近では・・・・第一位「時間」、第二位「金」、第三位「健康」・・・に移ってきた。
「健康」??
上記の1~9の項目の中に、「健康」に関する項目があります。
・ ヒートショック
・ アレルギー
・ アトピー
・ シックハウス
・ きれいな空気
近頃の高気密高断熱は健康の面からもとり沙汰されてきた感があります。
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さらに I さんのキーワードは「知的好奇心」でした。
今どきの住宅は、「知的好奇心」というキーワードでくくることができるというもの。知的好奇心を満足させる家は付加価値が高いというもの。
というわけで・・・「外断熱工法」にも、知的好奇心がいっぱい詰まっています。
当事務所のホームページは以下です。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~g-a/
*注1 : 気密が高いと換気がうまくいく理由
ファンを使って排気を行う場合、住宅に隙間が多いと計画どおりの給排気ができません。
掃除機やストローの例が有名です。
ホースに穴が開いた掃除機、穴があれば目的のゴミが吸えません。
穴の開いたストローでは、飲み物が飲めません。
これが住宅換気にもおきます。
家に隙間があると、ファンを使って換気を行ってもショートサーキットを起こしてしまい、家全体の換気ができなくなるという理由。
手前に設けたファンは、遠くの給気口から新鮮空気を引くことで、家全体の換気がうまくいく。
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