若者のecoと老後のeco

<GA 小林>

 今は、ばりばり働けるサラリーマンで企業戦士ですから、・・・ecoだというのでエコキュートやエネファーム、ecoウィル、太陽光発電、地熱発電について考えてみるわけです。

 しかし、老後になったら・・・今の挑戦的なecoについては考えないと思うのです。もっと自分らしいeco、本当のecoを実現し、老後を暮らすのに違いないと思います。
 だって、老後を迎えたら・・・年金暮らし、お金は稼いでいませんから節約志向全開です。

 よい例が車のプリウスです。
 若い間は・・・燃費のいいプリウスはエコロジーで、経済的だと考えています。
 しかし、本当に老後になったら、僕ならプリウスには乗りません。軽自動車に乗ります。
 その方が、燃費もそこそこ、車検は安いし、税金も安い、高速道路の料金も安い。
 ひょっとしたら、車そのものに乗っていないかもしれません。

 ecoには挑戦的なecoと、本当のecoがあると思っています。
 プリウスは挑戦的eco。未来に向かう輝かしいeco。・・・若者のecoだと思います。
 一方の軽自動車は本当のeco。車に乗らないのはもっとeco。・・・老後のeco。

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 先日少し書きましたが、最近のガス給湯器(エコジョーズ)は寿命が短いと思っています。仕組みが複雑なのかもしれません。まだ3年目なのにある家では化学反応を行なう中和装置が壊れてしまいました。

 二世帯住宅のm邸では、親世帯・子世帯とも10年目くらいで故障してしまって、二台とも新しく交換しました。
 温水式床暖房もあると(ガスのお湯で床暖房)、ガス給湯器の値段は30万円くらいもかかるので、10年目に取り替える機器代は・・・やや高価すぎる。老後のecoには辛いものがあります。

 もっとすごいのは近頃東京ガスのCMで見かける熱源機エネファームです。
 補助金を受けたとしても、購入金額は200万円くらいかかります。それでいて10年で壊れることが想定されていますから、老後のecoを考える人には決定的な致命傷です。200万円もかかる?

 このような挑戦的なeco(若者のeco)は地球に優しいのかもしれませんが、将来の自分(老後のeco)にはまったく優しくありません。
 エコキュートも似たような話しです。ヒートポンプの部分は10年くらいで壊れてしまいます。

 太陽光発電はどうでしょう。
 損益分岐点は15年とか20年とか・・・さまざまな説があってよく分かりません。
 輝かしい未来に向かう若者のecoとしては環境にもよく、得なようにも思いますが、老後のecoとしては・・・グレー(灰色)だと思います。

 太陽光発電はいったい何年間壊れないのか・・・あまりはっきりしません。
 売電価格が2倍になった(なる)という損得勘定も、10年後には価格見直しがあるようですし・・・、電柱のトランス・ピークカット問題も将来像がはっきりしません。
  
 発電パネルを載せたその屋根が雨漏りをしたら・・・どうなる? 普通の人はそんなこと考えもしないと思います。
 パネルを取り外さないと屋根が修理できませんから、そのときの雨漏り修理代はたいへんでしょうね。

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 新しい機械なんて要らない。
 老人は直感でそう考えると思います。

 太陽光発電がそんなにお得だったら、国は老後の老人住宅にわんさと取り付ける政策をとり、エネファームがそれほど効果的なら、市町村はこぞって老人住宅に機械を設置するはずです。
 プリウスがそれほど燃費をくわず節約できるのなら・・・・一番に老人が乗るはずなのに、やはり老人は軽自動車に乗っているという・・・eco。

 老後のecoとして僕が近頃思うのは、もっとも仕組みの単純な昔の電気温水器です。
 それもいちばん機能がないタイプ。
 これなら価格は15万円くらい。(ネットで検索したら9万円で売っていた。)25年間は長持ちすると思えます。深夜電力で運転するのでランニングコストも安い。
 設置は外部に置かずに、家の内部に置きます。機器の痛みが減り、放熱問題もある程度解決します。

 ことどのつまり・・・ecoには若者型と老人型があると考えています。
 若者型ecoがあるおかげで市場が活性化し産業が生まれ、国力が伸びる。(だからか・・・首相官邸にはパナソニックのエネファーム「家庭用燃料電池」が設置してある。省エネを邁進する日本国!)
 一方、それでは老後を乗り切れないと考える老後型ecoです。

 ところで老後型ecoとは命名がよくありませんね。
 若者型eco → 社会的eco、発展型eco?
 老人型eco → 個人的eco、安定型eco? 

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この記事へのコメント

non
2010年03月04日 00:38
屋根の上に乗っける太陽光温水器(水道直結の一番単純な奴)が20年以上ノーメンテ、ノートラブルでした。お湯はりも、水をあげるのも全部手動なので使い勝手は悪いですが単純な分頑丈で経済的ですね
2010年03月04日 10:54
 まったくその通りです。
 自分型ecoを考えるのなら太陽光温水器。
 あとは機器を載せる屋根自体の耐久度(雨漏り)や、取り付ける際の正しい施工方法です。
 

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