ペアガラス・複層ガラス
<GA 小林>
『コレIRU?』 (NO60)
冬、大きな窓のそばに寄ると寒い。その寒さを解消する複層ガラス。
サンドイッチ状にした2層のガラスの真ん中に乾燥空気層がはさまっています(アルゴンガスタイプもある)。
空気層があるため、暑さ、寒さが直接伝わってこない。
正式名称は複層ガラス。
(ペアガラスという名称は旭硝子(株)の登録商標。クレラップを使っているのにサランラップというのと同じ。)
複層ガラスによって、断熱性能は確かに改善された気がします。また、目に見えるかたちで改善されたのが「結露」(窓に付く水滴)。
「水滴がつかなくなったなぁ」
今、新築住宅なら、複層ガラスを使うのは一般的になったと思います。(省エネ、冷暖房負荷減、光熱費減。)
2層になったので・・・これまでの引き違い窓のように動かしてみると、感覚は「重い」ということ。
写真のテラス窓(引き違い)1間半タイプだと・・・かなり重い。
子どもや、高齢者では窓が開けられないときがあります。重いのでいったん動き出すと止めることもできず、ドーンと閉まったりして、今度は指が挟まれそうで危険。
トリプルガラス(3層ガラス)もあります。複層ガラスにさらに1枚、ガラスを加算したもの。
さらに断熱性がよくなりますが、さらに重くなるので、引き違い窓としては重すぎるかも・・・。ドアのような開き窓とか、突き出し窓として使われています。
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省エネ時代を迎え、今、窓はたいへん考えられるようになっています。
「窓を考えることはecoを考えること」・・・(トステムのテレビCM)
それに加えて、防犯ガラスの出現(割れないガラス)。みんな泥棒や強盗が怖くなってきています。
全体としていえることは・・・ガラスはどんどん重くなっていることです。
窓ガラスは、「省エネ」と「強盗」をも・・・受け持つようになりました。
複層にして省エネを計り、合わせガラスにして防犯フィルムを挟み込むので、この2タイプ(省エネ+防犯)を組み合わせた窓は、ガラスの総厚さが厚くなり、ますます重くなり、女性・子ども・老人の力では開けられないような窓が生まれるかもしれません。
当然、窓のデザインは変わります。可動部が小さくなり、FIX部が大きくなります。
・・・デザインは社会を写すよなあ・・・と思うことしきりです。
参考: 複層ガラスの一種に真空ガラスがあります。(当blog・2009-10-19をご覧下さい)
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