3の下

<GA 小林>

 僕の仕事の中には、建築現場の監理があります。
 現場のでき・不できをみて・・・ときどき、やり直しを要求することもあります。
 むつかしいのは、5段階評価でいうと「3の下」のとき。この場合がいちばん困ってしまいます。
 「3」というのは「普通」という意味。「5」がいちばん良くて、「1」がもっとも悪い。

 「3の下」は下手と上手との境が微妙。少し下手だけど・・・、かといって決定的に悪いわけでもない。
 そのとき、大工さんやタイル屋さんに、
 「やりなおしてほしい」、と言うと・・・・

 ・ そこそこにできている、どうして文句を言われなきゃいけないの?
 ・ そこまで要求されるの?
 ・ 予算が無いのだから、ショウガナイ。
 ・ これくらいは勘弁してよ~。

 中途半端にそこそこできている・・・ってのは、難しい問題があると思うのです。
 結局、完璧な仕上がりにならなくて、不満が残ります。 
  
 サラリーマン社会でも似たようなことがあります。
 「1」や「2」のようなとんでもない人は、首になるか転職してしまうので、まだいいのです。
 ところが、「3の下」みたいな人がいると、やる気があるのか、ないのか、分からない仕事っぷり。「1」や「2」だったらドカンと文句も言えるのですが、「3の下」には、苦情の決定打がない。
 結局、曖昧な仕事になってしまい、どことなく不満が残る。

 こういうことってあると思うのです。
 「説明できないけど、なんとなく下手だ」

 これを「4」や「5」に引き上げる方法・・・、難しいなあ、と考えさせられてしまいます。

 次回の無料相談会は9月17日土曜日です。

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