省エネで世界に学ぶこと

 
 先日、「環境先進国ドイツのサスティナブル住宅に学ぶ」という国際シンポジウムに行ってきました。(日本サスティナブル建築協会主催)
 今、国は省エネルギーを進めるためにいろんな制度を実施し始めています。

 今回はドイツの住宅に学ぼうという趣旨。
 この図は当日のスクリーンに映されたもの。世界の住宅がどれくらいエネルギーを使っているのか。
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 あらためて日本の家庭はいかにエネルギーを使っていないか、ってことが分かるデータです。
 でも、ドイツなどは少しずつ減らしてきた。

 下の図は私が別のところから探してきたデータ。(出典:住環境計画研究所2010年9月、国交省:住宅・建築物の省エネルギー施策について・2014-02-24発表)
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 こちらのデータでも日本はエネルギーを使っていません。

 ピンク色の暖房に注目してください。日本の暖房消費量は他国の1/4もの少なさです。
 それは寒さの違いによるものだ、という説があります。
 確かにそうかもしれません。
 地図を見ると欧州は北海道よりかなり緯度が高いし、実際に冬行ってみると本当に寒い。
 (日本の北海道はイタリアの位置だ、というとたいがいの人はびっくりします。)
 (地球白地図はCraft MAPを利用)
 
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 驚くのはアメリカです。日本の2.25倍ほどのエネルギーを使っています。
 気温が低いのか?と考えても、素直に納得できません。
 緯度は日本と近い。
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 暖房消費量が滅茶苦茶に少ない日本。
 日本人は夜寝るとき、暖房を止める。(一方、眠っているのに暖房をつけ続ける欧米。)
 日本では主要な部屋しか暖房しない、部分暖房。(欧米は家じゅう暖房。)
 こういう違いは文化の違いとしか言いようがありません。

 でも、暖房以外を見ると日本もエネルギーを結構使っています。

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 私がこのような図を見て思うこと。
 そんなに一生懸命になって日本の住宅が省エネルギーに取り組む必要があるのか、という疑問。
 寒いのは嫌だから、もっと断熱性を上げた方が快適になっていいと思うけれど(快適性の追求)・・・、CO2削減で、先進国?ドイツに学ぶというのは・・・やや疑問を感じるというわけです。

 シンポジウムでは断熱による性能UPによって住宅のラべリングが行われているドイツが・・・凄い、と紹介されていました。

 省エネを学ぶのは、日本なのだろうか・・・、と思ってしまいます。
 続きはまたときどき書きます。

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この記事へのコメント

普通の主婦
2014年04月08日 20:58
前に新聞記事で読みましたが駐在米軍の方が休暇で一カ月とか帰国する時、暖房を付けたまま帰国するとありました。普段からそういう生活をしているのでしょう。
2014年04月10日 01:32
 コメントありがとうございます。
 我が事務所に来ていたアルバイトの学生さんはアメリカにホームステイ。
 ある日、家族会議があり・・・
 「我が家の光熱費が高い、家族が協力できることは」という会議に出たのだそうです。

 日本では外出するとき冷房はOFFにします、と発言したら・・・
 「すばらしい意見だ」と褒められたそうです。

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