外物置には覚悟がいる

 物置は住宅に必要だけどなかなかつくることができない、という話し。

 #

 設計監理をした住宅、近くに行ったので、寄ってみました。
 4年ほど前に完成した家です。

 写真は完成したとき。 
画像

 その後、建て主さんが少しずつ木を植えた。
 庭には芝生が張られた。
 緑が入ると印象もよくなります。
画像

 設計当時、赤矢印部分に、物置を設計しました。
 予算的に無理をしてでも物置をつくりたかった。
 
 というのも、家だけが建つと、自転車や三輪車、乳母車が外にあふれ、雨ざらしになるし、物が散らばったようになる。それを避けようと、とにかく思いました。

 功を奏したのかもしれません。
 見に行った日は建て主さんはいなかったけれど、外に何もあふれていなかった。
 自転車や三輪車、冬タイヤなどは・・・物置の中に入っているのだろうと思います。

 #

 外部物置は盲点です。
 当初は「家を建てる」ことに目が向いているので、建て主も、設計者も、物置に目がいきません。
 本体を建てるだけで予算がいっぱい、費用がないので、建てない建てられない。

 面積的にもムツカシイ。
 狭い敷地では、建ぺい率を使い切っていることがほとんど。物置を建てる分の建ぺい率がない。
 
 物置を建てるには、覚悟がいる。

 1)予算的な覚悟
  本体に使う費用を物置に使う、という覚悟。

 2)建ぺい率の覚悟
   物置に建ぺい率を回す、という覚悟。

 #

 なぜ、物置にこだわるのか。
 それは家の風格、まちなみへの参加、風景の問題です。
 自転車の置き場がない、だからあふれ出る。
 結局、イナバの物置をどこかに置くことになる風景は、行き当たりばったりなように思えるのです。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 4

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

プロフィール