床下点検口はどこに
前々回で床下「収納庫」のフタについて書きました。
フタの安定感がよくないうえに、縁にアルミ枠があって足触りが悪い、ということでした。
床下「点検口」にも同じ欠点があります。
だったらどのように解決すればよいのか・・・、解決するときの立場について。
#
床下へは何かの点検のときに、もぐることがあります。
そのための入り口が床下点検口。
床下点検口の画像。。
#
私がいつも配置するところはここです。
冷蔵庫の下、「a」の位置。
冷蔵庫で隠して見えないようにする。
点検口なんて見える必要もないし、見栄えが悪くなるだけだから。
歩くところに設置すると・・・床としての安定感が悪い。
冷蔵庫の下なら見えない、その上を歩かない。
#
ところが冷蔵庫の下は・・・、建設会社にとって不本意の場合があります。
「点検口が冷蔵庫の下だと不便だ」
「え、なぜ?」
「点検するときには冷蔵庫を動かさないといけない」
「めったに無いことなんだから、動かせばいいのでは?」
冷蔵庫を動かすことが・・・面倒臭い?
「そんなの理由になるのか?」、というのが設計者としての僕の意見。
#
この家でシュミレーションしてみました。
設置場所をアレコレ考えました。
どこもここも僕の考えでは問題がありそうです。
が、「J」の物入れの中なら普段見えません。
「a」以外では・・・ここもよさそうです。
でも、点検をするときは収納物を取り出す必要があります。
#
床下点検口にはオモシロイ傾向があると思います。
建設会社が主導しているときは、点検しやすい位置に。
設計者が主導しているときは、見えない位置に。
設計者って「口先だけの仕事」なので点検のしやすさを考えません。見栄えとフタの脆弱(ぜいじゃく)性をもっぱら気にしているのです。
さて、このblogを読んだ方はどのように判定されるでしょうか?
床下点検口を設置する場合
1)点検のしやすさを採るか・・・、
2)見栄えを採るか。
住宅をつくっていくときの立場の違いです。
フタの安定感がよくないうえに、縁にアルミ枠があって足触りが悪い、ということでした。
床下「点検口」にも同じ欠点があります。
だったらどのように解決すればよいのか・・・、解決するときの立場について。
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床下へは何かの点検のときに、もぐることがあります。
そのための入り口が床下点検口。
床下点検口の画像。。
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私がいつも配置するところはここです。
冷蔵庫の下、「a」の位置。
冷蔵庫で隠して見えないようにする。
点検口なんて見える必要もないし、見栄えが悪くなるだけだから。
歩くところに設置すると・・・床としての安定感が悪い。
冷蔵庫の下なら見えない、その上を歩かない。
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ところが冷蔵庫の下は・・・、建設会社にとって不本意の場合があります。
「点検口が冷蔵庫の下だと不便だ」
「え、なぜ?」
「点検するときには冷蔵庫を動かさないといけない」
「めったに無いことなんだから、動かせばいいのでは?」
冷蔵庫を動かすことが・・・面倒臭い?
「そんなの理由になるのか?」、というのが設計者としての僕の意見。
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この家でシュミレーションしてみました。
設置場所をアレコレ考えました。
どこもここも僕の考えでは問題がありそうです。
が、「J」の物入れの中なら普段見えません。
「a」以外では・・・ここもよさそうです。
でも、点検をするときは収納物を取り出す必要があります。
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床下点検口にはオモシロイ傾向があると思います。
建設会社が主導しているときは、点検しやすい位置に。
設計者が主導しているときは、見えない位置に。
設計者って「口先だけの仕事」なので点検のしやすさを考えません。見栄えとフタの脆弱(ぜいじゃく)性をもっぱら気にしているのです。
さて、このblogを読んだ方はどのように判定されるでしょうか?
床下点検口を設置する場合
1)点検のしやすさを採るか・・・、
2)見栄えを採るか。
住宅をつくっていくときの立場の違いです。
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