回遊式とユーティリティ

 再び回遊式についてです。
 良さと・・・ユーティリティの関係。

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 この間取りは僕が回遊式間取りについて考えをハッキリ持ったときのものです。
 グルグル回ることのできる間取り。
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 林昌二(故)という建築家が回遊式について書いていました。
 ・ 回遊式間取りは東京・山手線に似ている。
 ・ 環状線であることの安心感。
 ・ 一方向に行ったきりではなく戻ってくる。
 ・ こちらがダメなら反対方向でもよい。

 回遊式はどこかにユトリが感じられるんですね。
 環状・山手線はこんな感じです。
 大都市には環状線がよくありますが、だから発展していけるのかもしれません。
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 こちらはその後につくった住宅。
 小さな回遊ですが、建て主さんには使いやすい間取りだと言われました。
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 でも、当時はユーティリティと回遊について、考えが足りなかったように思います。

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 その後、大きな家では回遊とユーティリティについて意識して設計。
 洗濯はもちろんできるけれど、洗濯物も干せるように、です。
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 以下の間取りも同じ。
 回遊動線の中にユーティリティを含めています。
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 上図の家は大きい。
 やって来たお客さんがいちばん褒めるのは・・・このユーティリティなんだそうです。
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 小さな住宅でも回遊式間取りにすると暮らしやすい。(できないこともありますが。)
 前回Blogで載せた家・・・、延床面積32坪くらいで「こんな家が定番」みたいなチャレンジをしたいと思っています。
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 回遊式という言葉を知っているか否か・・・は重要。
 今回はそれにプラス(+)、ユーティリティです。

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