収納も見える化の方がいいと思う

 押入の天袋は使いにくい・・・、それは収納したものが見えないから。
 収納したものは見えた方がいい、という話し。
 収納の見える化について。

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 解体するという住宅の荷物整理に立ち会いました。
 膨大な荷物というか、ゴミ屋敷というか・・・死蔵されている荷物が多かった。

 日本家屋は3尺(910mm)のモジュールで構成されているので、古い家の収納は「押入」が主たる収納先です。
 特に天袋は問題です。
 こんな感じ。
 bがあるので、aのことは忘れ去られていました。aという品物があることすら建て主は覚えていないとのこと。
 押入って、深すぎるのですね。 
001jyuurai.jpg

 収納は見える化がポイント。
 同じ天袋でも以下のように枕棚方式にした方が・・・見える。
 見えるから、思い出して捨てることも可能だし、再び使い出すことも可能。
002makura.jpg

 枕棚方式の方が収納量は減ります。
 だけど死蔵するより、見える化収納の方が意味があると私は考えています。

 押入には次のような手法もあります。
 段の割り付けが違う。
 
003warituke.jpg

 天袋の位置が低いので見える化が多少進んでいます。

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 小屋裏収納を多くの人がつくりたがります。
 見える化を上手に考えないと・・・ほとんどの人が物を死蔵保管しています。
 新築時に運び入れたまま永遠に使うことがありません。
 小屋裏階ってホントにいるのだろうか?・・・考え直した方がよいです。
 (小屋裏階をつくるのにはやはり工事費がかかっています。)
 
004koyaura.jpg

 ■ ここでHELP
 ・ 小屋裏階の面積は直下階の1/2以下
 ・ 小屋裏階は部屋の高さが1.4m以下
 ・ 小屋裏階への階段は常設不可(という行政が多い)
 以上の基準があるので(実は)小屋裏収納としては使いにくいのです。
 とっても使いやすい小屋裏階を設計すると、2階建てではなくて「3階建て」となってしまい、法規制が急激に強くなるのでやっぱり小屋裏階にせざるを得ないのです。

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005-1.jpg

 ところでこちらは階段下収納。
 親切設計でとことん収納場所を確保しているので、a・b・cと物が入っています。
005-2.jpg

 が、私が設計するときは奥行き600mmを限度として、それ以上奥行きを深くしません。
 その方が収納は上手くいくと私は考えています。
 収納の見える化だからです。

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