小屋裏階は階段に影響を受ける

 小屋裏階への階段と自治体との関係について。。。

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 小屋裏階をつくる場合があります。
 そのときに写真のような階段がよく利用されます。
 折りたたんで天井の中に隠せる階段。(天井収納階段といいます。)
 (パナソニックのHPから転載)
002パナソニック.jpg

 どうして折りたたむような天井収納階段なのでしょうか、なぜ固定階段にしないのか。

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 地方自治体によっては、小屋裏階への固定階段を認めていないからです。
 具体的にいうと、東京なら品川区は固定階段を認めていません。
 写真の収納階段にするか、梯子にするか、二つしか方法がないのです。 
 ところが、同じ東京でも中野区や練馬区は固定階段を認めています。
 
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 小屋裏階への階段が使いやすいか、使いにくいか・・・はその後の住宅に影響が大きいと思います。
 小屋裏へ行きにくい家では・・・10年も経つと、小屋裏階は死蔵しています。
 築後2・3年は面白おかしく使っていたけれど、最近は小屋裏階に行ったことがない。当時、収納した物がそのまんま入りっぱなし、という家が多い。

 固定階段だと少しは違います。やっぱり小屋裏階に行きやすいからです。

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003断面図.jpg

 
 区や市町村が固定階段を認めているかいないかで、収納事情は変わるのです。

 そもそも小屋裏階収納はかなり使いにくいものです。
 天井の高さは1.4m以内と決められているので、人は立てません。(というか、図のように人が立てないように法律で制限を加えている。)

 使いやすい(人が立てる)小屋裏階を設計してもよいのですが(アルプスの少女・ハイジの小屋裏みたいな)、その場合、小屋裏は3階建ての法的扱いを受けることになるのです。

 小屋裏階として認められるのは以下の条件を満たしたときです。(2階建ての扱いです、と法的に解釈してもらえる範囲は。。。)

 ・ 直下階の1/2の面積であること。
 ・ 天井の高さは1.4m以内であること。
 ・ 窓を設けないこと。(自治体によって異なります。)
 ・ 固定階段がないこと。(自治体によってOKの場合も多い。)

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 どうして自治体によって考え方が違っているのか?
 不思議ですが・・・(ここから先は私の独自な解釈です、間違っているかもしれません)・・・小屋裏には違反が多い。
 人が立てないので、後日、改造して人が立てるようにする場合がある。
 小屋裏に何とか住んでしまう家もある。

 これらを避けるために「固定階段を認めない」・・・ことにしたのか???
 でも、法律?とは・・・違反をするかも?しれないから、認めないという「性悪説」は、おかしいような気がします。
 
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 小屋裏階については・・・どこかが曖昧な感じです。
 法律ではないみたいで、条文が見当たりません。
 解釈の違いなのか?

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