空間設計は家族を変えるーーーー2005-09-08(木曜)晴れ

住宅のキッチンは設計がむつかしいものです。
デザイン的な配置がむつかしいと思います。
その中の一つ、対面式キッチン(写真)。
この住宅の場合、「対面式」のポイントは・・・
1) 2階のキッチンという立地を生かしています。
2) 天井は勾配天井になっています。
3) 勾配天井は居間もキッチンも連続しているのです。
4) つまり、流し前に吊り戸棚を設けていない・・・ということです。
普通は、流し前の上部に吊り戸棚を設けるでしょう。
その吊り戸棚が・・・失敗になります。
そこまで、吊り戸棚は必要でしょうか?
他の場所に収納を考えた方が良いと思います。
写真のようにすると・・・得られる利点は次のようになります。
天井が連続しているので・・・(吊り戸棚がないので・・・)
1) 空間が一体化する
2) 家族の一体感が増す
3) 部屋が広々、大きく見える
吊り戸棚がないだけで、キッチンと食堂の関係は「近く」なります。
この設計が・・・
「今日の料理は何がでるのだろう」ということになり
キッチンは知らず知らずのうちに身近なものになっていきます。
子どもたちは、「お母さんを少し手伝ってあげようかな」と思います。
お父さんは、「今日は皿洗いでもするか=」という具合になります。
で、写真のSさんも今まさに、後片付けを行なっています。
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このような設計をすると、サンマの煙が食堂にもれるという方がいらっしゃいます。
少しはもれるでしょう。
そのことが気になる方は、従来通りの設計でよいと思います。
70/140軒くらいは、このスタイルの対面キッチンとしましたが、一度も苦情はありません。
(ただし、1階の場合、建築基準法の内装制限処理が食堂側に発生します)
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