シバデッキ

 住宅の南面、テラス窓にデッキ(バルコニー)を設けることがあります。
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 ときどき見かけるデッキです。写真は樹脂製フローリングデッキ。

 でも、今回は異なるデッキもあるという話し。
 芝を張ったデッキ、手法と実例です。

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 ■■ a図(いちばん多いパターン)
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 テラス窓があっても1階床と庭との高さは60cmほど違うので、1階から庭には下りにくいのが普通。
 踏み石を置いたりしています。
 
 CMでよく見かける、縁側に座ってスイカを食べるシーン。
 あれは昔の住宅の話しです。
 現代の住宅では1階の床の高さは地面から55~60cmあり、腰掛けるのにはちょっと高過ぎる。
 昔より床が高くなったのは土台や床の(地面からの)湿度の影響を避けるため。

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 ■■ b図(デッキがある場合)
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 デッキがあると簡単に庭に出ることができるようになります。
 椅子とかテーブルとかを置くと、気持ちが良さそうです。

 でも、デッキの分だけ費用は掛かります。
 土間コンクリートを打って、束を立て、床をつくらなければなりません。
 木製デッキだと10年くらいで腐ってしまうので、腐らないようにと・・・工夫も要ります。
 (要するにちょっと費用がかかる。)

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 ■■ c図
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 盛り土をする、という方法です。
 もともと住宅建設の場合、基礎をつくるときに少し土が出る。わざわざ捨て賃を払って捨てている土を、ここに盛りあげると安くなるというわけ。(ケースバイケースですが。)
 
 利点はいくつかあります。
 ・ 腐らないように工夫した一般デッキより(たいがい)安くできる。
 ・ 土だからメンテナンスは永久に不要。(ただし芝の管理は必要。)
 ・ 1階床と庭が、近くなる。(外に出やすい。)
 ・ 一般デッキより陽ざしの照り返しが減ります。

 欠点もあります。
 ・ 芝を張る必要がある。(それが大好きだという人には好評です。)
 ・ 建物基礎部側に溝をつくる必要があります。(基礎内通風のため。)
 ・ 植物嫌いな人には向きませんね。
 
 盛り土の反対側はダラダラと斜面にします。ここで土留めを行うと、余分な費用がかかるからです。

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 4年前に完成した住宅写真。
 矢印の部分。一般の家より段差が小さい。
 これが室内と庭との一体感を生みだします。
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 この家では全部を芝にしているわけではありません。
 ところどころに平板を敷いています。
 (写真のシバデッキは大きい、巾9m×奥行き7mほどあります。)

 庭好きの人にはシバデッキも有りかもしれません。

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 下の写真は別荘での木のデッキ。米スギを使用しています。
 15年くらい経過。
 痛みが激しく、写真のあとに全面改修を行いました。
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 デッキ手法にはいくつかあります。
 ・ コンクリートでつくる。
 ・ 木製でつくる。
 ・ 樹脂製デッキにする。
 ・ シバデッキ。

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