上棟式は不要だと思うーーーーー2007-03-06(火曜)曇り

 今日、棟上(むねあげ)をむかえる現場があります。昔なら、今日は上棟式を行なったものです。
 僕は近頃、上棟式派ではありません。もっと言うなら、現在木造住宅で行なわれる上棟式は意味がないとさえ感じています。

 本来の上棟式というのは、大工さんが家の組み立てを頭の中で構想し、それを下小屋で刻み、その木材を当日、一気に組み立てる・・・その組み立てに対して、よくやったパチパチパチ!と拍手し、大工さんを褒め称える宴会だったわけです。

 大工さんは、組み上がって嬉しいのです。何しろ、家が立体的に組み上がるだろうか・・・、間違えていないだろうか・・・、いちばん心配しているのは当の本人だからです。
 「うまくいったぞう、では乾杯、今日は飲むぞ=!」・・・それが上棟式。(こういう宴会的上棟式は3・40万円くらいかかるのです)

 今は木材をコンピューターで加工しています。大工さんは何も関係がありません。当日は組み立てのお手伝いに来ているだけですから・・・上棟式だからといって、嬉しいと思っている人がいません。
 組み立てにもし間違いが出るのだとしたら、入力ミス、しかも最近は画面上でエラーが出るので、間違いも滅多に起きません。コンピューターはきわめて正確に木材を刻むのです。
 そのような現場は今や日本国の90%以上ではないでしょうか。喜ぶ理由がありません。

 上棟式を行なうつもりがあるのだったら、竣工祝いの方がよほど合理的でしょう。自分の持分の工事が終わってしまっている職人さんは、完成の姿を見ていない人が多い。そういう人を呼んで、「ありがとう」の方が意味があると僕は思っています。
 呼んでもらったことは、職人さんの記憶に残り、それがメンテナンスのときに
 「ああ、あのときの家だね」
 と思い出を新たに、やって来てくれるのです。

 今日の一文
 「経済学的思考のセンス」 大竹文雄・著 中公新書
 (最近の結婚相手について)

 もっとも、雑誌「CanCan」によれば、最近では「三高」から「三低」に変わってきたという。ただし、女性の好みが、低学歴・低収入・低身長に変わったというのではない。三低とは、「低姿勢」「低リスク」「低依存」男のことをいうらしい。具体的には、「低姿勢」はレディファースト、「低リスク」は公務員や有資格者などの安定した職業、「低依存」は相手を束縛せず、互いの生活を尊重する男性のことを指している。なかでも、最重要視されているのが「低姿勢」だという。

 当事務所のホームページは以下です。
 http://www2u.biglobe.ne.jp/~g-a/

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この記事へのコメント

違うような・・・
2007年03月08日 12:43
そうでしょうか。
職人と建築主がコミュニケーションをとる場としては、あったほうがいいのではないでしょうか。
そもそもプレカットは工務店が作業効率を高めるために選んだシステムです。上棟式の有無とは、まったく関係はありません。
GA/小林
2007年03月08日 14:18
 コメントありがとうございます。
 僕の方がやや書き過ぎた嫌いがありました。まったく、おっしゃる通りです。
 コミュニケーションはあればあるほど良いことなので、やりたい方はやった方がよいでしょうね。
 ご指摘、ありがとうございます。

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