内法寸法が雰囲気を決めます

<GA 小林>

 久々に和風住宅のリフォームを行なって思ったこと。
 昔の和風建築は内法(うちのり)寸法が低いということです。久しぶりの寸法体系が懐かしく、心地いい。
 
 どちらも現場の写真ですが、比べるとすぐ分かります。
 上が和風、今回の現場。下が洋風、別の現場。
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 内法寸法というのは窓の高さや、ドアの高さのこと。
 上の写真は窓が低いので内法高さが低いといいます。和風建築は昔から内法寸法が低かったのです。畳に座っていたから低かったのかも知れませんが、とにかく和風は空間を低く考えます。
 窓高さが低くなると、当然なのですが・・・室内は暗くなります。昔の家はだから皆、暗かった。
 落ち着いた空間ができる和風建築ですが、近頃は暗い部屋が嫌われ・・・上の写真ならきっと欄間の窓が追加され和風建築も本来の良さを失いかけています。

 内法寸法の高い洋風は、空間の重心が高くなります。だから・・・明るくて派手な部屋。最近の洋風は天井高さも高くなってきたので(2m60cmくらい)ますます派手な空間となっています。

 現代の家は次第に派手空間になっていると、気づかされた和風のリフォームです。

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