コードペンダントかダウンライトか


 居間・食堂まわりの照明をコードペンダント(ぶら下げる照明)にするか、ダウンライトにするか。
 迷っています。
 特色が違いすぎるから。
 部屋の雰囲気はガラリと変わります。

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 以前はコードペンダントを使うことが多かったのです。 
 昔の写真をひっぱり出してきました。
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 コードペンダントは天井から吊り下げるので、明かりの重心が下がります。
 そのことが落ち着きをもたらし、場をつくりやすい。

 このところ10年ほど、コードペンダントをあまり使わなくなりました。
 場はできるのですが、インパクトが弱いように感じるようになったからです。
 少し古くさいというか・・・。

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 こちらはダウンライトを使った場合です。
 強い集中的な光を当てて場をつくります。
 (もちろん調光装置は付けます。暗くできます。)
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 何となくどこかのお店のように華やかになり、印象も深い。
 うまくいくと、建て主さんは設計料を払ってよかったな、という気持ちになります。
 また、設計者もそれを(どこかで)期待するので強い設計を行います。
 とにかく華やか。。。。

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 しかし、最近再び考えています。
 暮らし・・・、暮らし続ける。その家に10年も20年も住むというとき、どちらの照明計画がいいのだろうか。
 迷うようになりました。

 長く暮らすためにはコードペンダントの方が良いのかもしれない。
 インパクトが無い分、何でもない。。。。
 何でもない普通がいい、という感じ。
 暮らしやすいような気もします。
 
 最終的には建て主さんの好みだろうな。(どちらにも違った良さがあるし。)

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 近ごろ、「優しい家」というKey Wordで住宅をつくった方がよいのではないか、と思うようになりました。
 設計を強くしない、あまり機械に頼らない、何でもなさそうにつくる・・・ってことです。
 そう考えると「優しい家」ならコードペンダントかなあ。

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 用語の説明です。
 ・ シーリングライト
 我々設計士はシーリングライトを居間や食堂に使うことは少ないと思います。
 天井へ直に付けるので光はまんべんなく均一に届き、事務所建築のようになる。
 場がつくりにくいというか・・・。 

 ・ ダウンライト
 ダウンライトには多くの種類があります。
 光の質を選び出すのが、いちばんムツカシイ。

 ・ コードペンダント
 天井から下げる器具。
 いちばん選びやすい器具ともいえます。

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この記事へのコメント

NG
2015年05月06日 20:10
確かに、ダウンライトは部屋を華やかにしてくれますが、調光したとしても「やかましく」感じる時があります(寝室)。居間は掘り炬燵にして和風の照明ですが、調光できないので、これはこれで「やかましい」。こればかりは感性の問題なので難しいと思いますが、以前おっしゃっていたとおり、照明は重心を低くした方が落ち着くように思いますので、後から照明器具を追加できるよう、部屋の四隅にコンセントを作って置けば良かったなと思っています。
2015年05月07日 00:57
 NGさんこんにちは。
 コメントありがとうございます。
 コンセント+スタンドは良い方法だと思っています。

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