床下収納は要らない

 「床下収納はどうしても要る。何としてでも欲しい」
という人がいます。
 あんなもの百害あって一利なし、です。
 止めた方がよいという話し。

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 床下収納とはこんなものです。

 いちばんの問題点は設置場所。
 床下収納が欲しい人は(どうしても)キッチンに配置したいのです。
 キッチン以外の場所ではダメだと言います。
 
 醤油とか、梅干しとか。。。食品を入れたいらしいから。
 床下は温度が低いから、食品になお最適という理由もあります。

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画像

 図面「a」の位置につくる人が多い。
 この場所は家の中でいちばん人が立つところです。廊下より、食堂より・・・、通行頻度が圧倒的に高い。
 ずっと立ち続けていることもあります。
 
 そこに配置するので、床下収納のフタは床の役目を永遠にさせられ、フタは傷んできます。
 そのうち、ブカブカ・ぶよぶよ・・・。
 立っているときの感じが安定しません。
 
 フタは本来、「床」ではありません。どこまでいってもフタ。
 厚みは3・4㎝ほどしかありませんから、壊れて当然。

 しかも既製品の床下収納には周囲にアルミ枠がついています。
 アルミ枠のわずかな出っ張りが・・・これまた足触りが悪い。

 55㎝角で深さ40㎝くらいのこんな小さな収納が、家の中で通行量のもっとも多いこの位置に何故に必要なのか。
 フタの安定感の悪さ、アルミ枠の気になる足触り。。。不快感を自ら呼び込んでいるようなものです。
 
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 どうしてもキッチン回りに設置したいのなら「b」の位置の方が、まだいい。
 テーブルの下。この場所に人は立ちませんから。

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 「c」の位置に配置した例を見たことがあります。
 リビングです。
 その家は子育て中だったこともあって、中におもちゃがいっぱい入っていました。
 レゴのような小さなもの。

 子どもがおもちゃ遊びをしたあと、ザーっと床下収納に落とすのだそうです。
 なるほどと思いました。

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 床下収納は止めておいた方がいいと思います。
 床暖房を設置する人は床暖房にも影響があります。


 ****建築的HELP****
 
 建設会社から考えると、床下収納は1階のどこかにあった方がいいのです。
 床下への『点検口』として代用できるからです。(収納部を取り外すと床へもぐることが可能。)

 1) 建て主さんには収納として喜ばれ・・・
 2) 建設会社としては床下点検口が自動的に設置できる。
   (床下点検口についてはこちら。)

 両者ともハッピーのように見えるので、なかなか無くならない建築部品です。 

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