勾配天井 -2-

 前回のblogで書いた勾配天井は南が低く、北が高い・・・勾配天井でした。
 それが下図。(前回の場合)
画像

 今回はその逆です。南が高い場合。
画像

 #

 勾配の向きが異なると住宅は違った印象になります。
 こちらの方が・・・家は明るくなる。
 窓の高さを高くすることが可能だから。。。

 上図の実写真が以下です。
画像


 #

 天井の勾配は3/10。
 前回blogでも書いたように、これ以上の勾配は家としての雰囲気を壊してしまうと(私は)考えています。
 急勾配は空間が大きくなり過ぎる。
 その考えもあって、北側の天井高さは1m80㎝と・・・、高さを低くして空間が大きくならないようにしています。

 これがホテルや公共建築なら空間を大きくさせ、インパクトを強くするように思います。
 が、私の設計では・・・抑えるようにしています。
 50年、100年と暮らす住宅では強いインパクトは飽きがくる。
 暮らしという・・・穏やかな毎日の日常に逆行すると思っています。 

 #

 そもそも、住宅の天井は平らでもよかったはずです。
 敢えて勾配天井にするってことは・・・それだけで難易度が上がる。
 洋服に例えるなら、普通の服でよかったのに、わざわざ奇抜な格好をして外出するようなものです。
 その奇抜さを平均以上の「快適性」につなげようとするのは結構ムツカシク・・・よく検討する必要があります。 

 【 仕様 】

 ・ 鉄筋コンクリート2階建ての2階
 ・ 天井  カナダ杉 (注参照)
 ・ 壁   プラスターボード厚12.5 ルナファーザー貼り水性塗料塗り
 ・ 床   タイル (国代耐火工業所)

 (注)
 天井に使っているカナダ杉はあまり見かけない材料です。
 次回はカナダ杉について書こうと思います。

この記事へのコメント