新しいものはバリヤーになる

 段差はバリアー(障壁)だとよく知られていますが、もっと意外なことが、バリアーになります。
 当事務所の事例。

 『新しいものがバリアーになる』という話し。
 (写真はすべてTOTOのHPより。) 
 
 #

 前の家が「和式」便器だったお祖母ちゃん。
 そのお祖母ちゃんを田舎から迎え、若世帯は「洋」便器の二世帯住宅を建てました。
 ところが、和から洋式への変化がお祖母ちゃんへのバリアーになった。
 便器に腰掛けようとすると、便器の中にお尻がはまり込んで抜けなくなるような気がするらしい。
 怖くてトイレができなくなった。
 (便器の中に落ち込むという話しは若い人にはびっくりするような話しですが、まれにある話しです。)
 
01子供用便座.jpg

 (最終的に子供用便座という製品があり、これで対応した。)

 #

 若い人は大きなバスタブだと、お湯のたっぷり感があって、豊かな気分になるのですが、高齢者だと溺れるイメージを持ちます。
 風呂に入れなくなり、シャワーだけになった人もいます。
001toto写真.jpg

 
 #

 使いやすいはずの混合水栓もバリアーになります。
 どう説明してもお祖父ちゃんは使い方が分かりませんでした。
 バスタブから桶で湯を汲むしかなく、最後までその方法を取りました。
 (お湯のカランと、水のカラン。。。二つのカランが無いので、最新の混合水栓は理解できないのです。)
02混合水栓.jpg


 #

 若い人にとって便利で使いやすいものは、たいがい高齢者のバリアーです。

 ・ 食器洗い機
 ・ IHコンロ
 ・ 湯沸し器のリモコン
 ・ 照明器具のリモコン
 ・ TVのリモコン(リモコン類は皆、理解しにくい)
 ・ スイッチ類(二度押し、長押し・・・機能)

 直火が危ないからとIHコンロにしました。
 しかし、IHコンロの使い方は(なんと!)難しいものです。
 意欲がある(・・・理解のできる)元気なうちに家を建てたほうが良いのかもしれません。
 
 #

 パソコンや携帯電話はバリアーとして有名な事例です。
 使えない人はいっぱいいるけれど、一方で、使わないでも何とか生活できる面があります。。。
 ところが、コンロや混合水栓は・・・日常の中で、使わざるを得ません。
 
 住宅業界はバリアーを起こさない機種をつくる必要があるのです。

 #
 
 そのなかで「タッチ水栓」は分かりやすいと思います。
 若い人にも便利です。
03タッチ水栓.jpg

04タッチ水栓2.jpg

05タッチ水栓3.jpg

 身体を洗っているときの水栓は、湯量も温度も、毎回調整するわけではないので、押せばいきなり出てくる「ちょうどいい湯」。
 着眼点がいい。

 #

Hiveseen 補助便座 子供用 トイレ トレーニング おまる ほじょべんざ 幼児用便座 ベビー補助便座 柔らかいクッション 滑り止め 取っ手付き(白)

新品価格
¥2,399から
(2021/3/10 13:41時点)



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

プロフィール