スエーデン式サウンディング試験

 地盤調査の一種。
 本格的な調査を行うほどではない「木造住宅」とか、「2・3階建ての鉄骨造」で行われる地盤調査です。
 スエーデン式サウンディング試験(以下・SS試験)について。

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 一昨日・・・最近ではめずらしい(原始的な人力を使って)SS試験を行いました。
 人力の理由は・・・、
 1) 敷地が急斜面だったので、自動SS試験機を持ち込めなかった。
 2) 既存住宅が建っているので、一部室内で試験をする必要があった。

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 鉄棒の皿状プレートの上に計100Kgf(約100Kg)の重りを小分けにして載せていきます。
IMG_0762.JPG

 地盤が悪いと鉄棒はズブズブと一気に下がる。
 地盤が良いと鉄棒は下がらない。
 下がらないとき(地盤が良いとき・・・)は、何回転させると鉄棒は下がるのか・・・を、下がる距離25cmごとに測っていきます。
(鉄棒の先端は螺旋ネジ状になっているので、鉄棒を回転させると木ネジが食い込むように地中に食い込むのです。)
IMG_0763.JPG

 簡単な仕組みですが、世界中で使われている方法、実績も多い。
 1カ所だけではなく、精度を上げるため通常は5カ所くらいで行います。

 今回は建て替え工事。
 既存住宅を当面、解体しないので、住宅の内部でもSS試験を行いました。
IMG_0771.JPG

 これくらいの穴があれば室内でもSS試験はできる。
IMG_0770.JPG

 今回は5mの深さまで測る予定でしたが、4.5m付近で(人力では)回転させられなくなった。
 (地盤が良くなると人力では回転させられない。)
 人力によるSS試験は重労働です。

 下の写真。
 5m付近まで押し込んだ鉄棒ですから、調査が終わると、今度は抜かなければなりません。
 てこを使って引き抜いていきます。
IMG_0766.JPG


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 このような地盤調査は僕が駆け出しのころ、建築業界では行われていませんでした。
 40年前は。。。。調査をせずに・・・経験と勘で、家を建てていた。
 それが常識だったので、今では考えられない時代だったと思います。

 以下はYouTubeで見つけたSS試験の動画。
https://www.youtube.com/watch?v=FTEFU_enDi4&t=2s

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